【搭乗記】バニラエア JW823便 東京(成田)〜奄美大島 離島はいいぞ

下記情報は「2018年3月」の情報です。現在の状況とは異なる場合があります。
16年ぶりの徳之島

母方の実家が鹿児島県は徳之島にあるのですが、この度16年ぶり(!)に帰省することになりました。
なぜいきなり帰省することになったのか…というのは色々と深い話があるのですが
そこは割愛して、実家(香川県)からやってくる母親とは現地集合ということで
自分は1人徳之島へ向かうことに。

とりあえず東京から徳之島へ向かうルートとして正統派のルートは
[東京(羽田)–(JAL)–鹿児島–(JAL)–徳之島]
という飛行機で向かうルートなのですが、国内線を2本乗り継ぐので同じJAL同士とはいえ
なかなかのお値段。

次に思いついたのが
[東京(羽田or成田)–(何らかの飛行機)–那覇–(フェリー)–徳之島]
というルートですが、こちらも那覇に1泊する必要があるうえ、那覇から徳之島のフェリーは
8時間弱という結構な時間がかかり、まあ那覇で遊ぶネタも思いつかないしなぁという感じで微妙。

最終的に
[東京(成田)–(バニラエア)–奄美大島–(フェリー)–徳之島]
というルートで行きは向かうことにしました。
これなら東京から奄美大島の飛行機はLCCのなのでリーズナブル、
結局奄美で1泊する必要がありますが奄美から徳之島のフェリーも2時間程度なのでそれほど時間のロスがありません。

※帰りは仕事の都合もあり多少お金を積んで鹿児島経由のJALで帰りましたが。。。

初、奄美大島ですが春先なのにじわりとくる暑さが印象的でした。

【搭乗データ】
搭乗日:2018年3月30日(金)
機種:Airbus A320-200
搭乗クラス:エコノミー
チケット代:10,960円

大崎駅から成田空港へ

2017年より大崎駅から成田空港までの格安バスがスタートしました。
自宅から成田空港だとどちらかというと東京駅の方がアクセスしやすいような気がしますが
乗ったことがないので、物は試しと今回は大崎駅から成田へ向かいます。

成田空港だけではなく、関西や東北などウィラーエクスプレスの高速バスが多数発着しているようです。
ウィラーエクスプレスのバスは、まだツアーバスだった頃に昼行のバスで千葉から名古屋へ乗ったのが最後ですが。

バスは乗車率7割ほどで大崎駅を出発、成田への所要時間は1時間ほどです。
東京駅からのバスは東京駅を出ると宝町のランプから首都高に乗ってそこからは
湾岸線を一直線、特に見どころのない車窓ですが
大崎駅からのバスは途中レインボーブリッジを経由します。これだけでもお得。

バニラエア・Webチェックインの罠

平日朝ですが特に渋滞することもなく、スムーズに成田へ到着しました。
搭乗まではまだ少し時間があるのでおみやげを買うついでに第2ターミナルを散策することに。

マレーシア航空のA380が来ていました。どうやら期間限定で投入されている模様。
自分が使った際は普通のA330でしたので、うらやましい。

きつねうどんが¥780なのは場所代?

おみやげも買えたので、連絡バスへ第3ターミナルへやってきました。
バニラエアの国内線はWebでチェックイン可能なので「Webでチェックインしとけばジェットスターみたいにスマホで乗れるだろ」と思っていると
バニラエアのサイトには「必ず搭乗券の印刷が必要です」とあり、結局成田空港のセブンイレブンにあるコピー機を使って印刷するという始末。
「空港のカウンターに行けば印刷してもらえる」という情報もありましたが、春休みだからなのか
カウンターはそこそこの混雑だったので前もって印刷してきておいて正解でした。

そして国内線のセキュリティは更にひどい混雑。これを抜けるのに20分ほど。

その割には待合室はまだまだ余裕があります。

すでに奄美大島行きの機材は出発準備中。とりあえず遅れることはないでしょう。

都内からも朝の電車に乗れば普通にたどりつける、使いやすい時間帯です。

程なくして搭乗開始しましたが、なぜか途中の通路で10分ほど待たされます。

ようやく列が進みました。

成田空港内見学ツアーからの離陸

この飛行機が間近に見られる搭乗方法は嫌いではないです。
ただ、一旦下ってまた上がるのは無駄なような。。。

結局登録は逃してしまったようですが、徳之島や沖縄の北部を世界自然遺産へ登録しようという話もありました。
世界遺産なんかになったら飛行機や船が大繁盛して予約が取れづらくなりそうですが。


今日の搭乗率は6割程度。自分の隣2席も空席で快適そのものでした。
斜め後ろにはフランス語を話す外国からの観光客もいたので、LCCが奄美大島にやってきたことで
観光が活性化しているのは事実のようです。

荷物の積み込みに少し手間取ったのか搭乗から30分ほど経っての出発です。
バニラエアの本拠地らしく黄色い尾翼の機体が並んでいました。

成田空港、国内線を使うには都心から遠いですがいろいろな国の飛行機が見れるのも魅力の一つです。
ちょっと遠いですがタイ国際航空のA350。

フィンエアーのA350。
これも自分が乗った時はA330だったのに。

シンガポール航空のB777-300

そして極めつけはスカンジナビア航空のA340。日本では成田空港でしか見られません。

座席が壊れる悲劇

搭乗してからかれこれ1時間後に離陸。広い成田空港をぐるぐる回ったので時間がかかりました。

にしても天気がいいので地上の景色が手に取るようにわかるのが素敵。

成田空港の全体像もこの通り。

九十九里浜を抜けて、一路南へ向かいます。

LCCなので何か特別なサービスがあるわけでもなく、奄美大島までの2時間ちょっとただひたすら座っているだけなのですが
座席のテーブルが壊れており机の片側がズコっとずり落ちる事件発生(´・ω・`)

仕方ないので手でスマホを持ちながら映画を見たりしているうちにあっという間に2時間が過ぎ、まもなく着陸です。

海のきれいさはどこにも負けません。

南国の空気漂う奄美空港

奄美空港に到着後、このバニラエアはまたすぐに東京へと引き返すようで
慌てて燃料の補給や荷物の積み込みが行われていました。

奄美大島で温泉…気になる。

バニラエアだけではなく、JALも鹿児島や東京、その他奄美群島との便を飛ばしているため
時間帯によっては離島の空港にしては人でごった返すこともあるようです。

この日は3月の最終日。年度納めということで公務員の人にとっては異動の季節でもあります。
奄美大島の小学校や中学校でも先生の異動があり、鹿児島本土からやってくる先生、帰る先生を出迎えたり
見送るために「ようこそ!」「ありがとう!」の横断幕を持参で出迎える人たちを見つけることができました。


奄美空港、コンパクトながら使いやすい空港の印象です。
ただ、今回は改装中のまっただ中に来てしまったようで、これから更にきれいな空港になることでしょう。

奄美空港を離れて、今日泊まる予定の名瀬港近くのホテルへ移動することにします。
空港の案内所で奄美大島内のバスが1日乗り放題になる乗車券(¥2100)をゲットしました。
ちょっと高いような気もしますが、意外と奄美大島は広いのです。

空港から名瀬の市内に向かうバスもそれほど本数がありません。飛行機の到着に合わせているわけでもなく
1時間に1本程度なので、飛行機から降りたらとりあえずバスの時間を確認したほうがいいでしょう。
(この時も30分ほど待ちました)
にしても、途中の経由地の名前が謎すぎてこのバスで大丈夫か不安です。

割と早くから並んでいたので、一番乗りぐらいの順番で乗車できました、が…

後から別の便でやってきたのか、大学生の合宿らしき団体さんが乗り込んできて車内は超満員。
結局名瀬までこんな調子でしたが、補助椅子まで活用してなんとか全員乗車できました。

空港から1時間ほどかかって名瀬に到着。
港のすぐ裏にあるビジネスホテルにお世話になりました。

まとめ

今までJALで2−3万円かかっていた奄美大島が場合によっては1万円以下で行けるようになったので、
奄美大島マジでおすすめです。
(ただ成田空港は遠い)

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