【搭乗記】エチオピア航空 ET672便 香港〜東京(成田) インタウンチェックインが便利

下記情報は「2016年5月」の情報です。現在の状況とは異なる場合があります。
※2018年6月をもって東京〜香港〜アディスアベバ線は経由地を変更し
東京〜ソウル〜アディスアベバの運行になりました。

【搭乗データ】
搭乗日:2016年5月29日(日)
機種:Boeing 787-8
搭乗クラス:エコノミー
チケット代:29,220円(往復)

香港国際空港へ

エチオピア航空で香港に降り立ち、短いながらも実質2日間色々エンジョイしましたが
今日は日曜、明日も仕事なので日本へ帰ります。

JJ HOTEL」という湾仔にあるホテルに泊まっていました。値段の割に部屋も広く場所も便利なのでおすすめです。地下にWellcomeスーパーがあるのも評価点。

湾仔からバスでも直接空港まで向かうことができますが、エアポート・エクスプレスに乗ったことがないので、今回はちょっとリッチに香港駅からエアポート・エクスプレスに乗ってみることにしましょう。

エアポート・エクスプレスの香港駅では航空会社によりますが大体の航空会社でインタウンチェックインが可能です。ここで荷物を預ければあとは空港まで手ぶらでGO。でもエチオピア航空はマイナーでできるのかなーと思って「チェックインできるの?」とインフォメーションで聞いてみると「ジュウサンバンねー」と日本語で答えてくれました。インフォメーションのオジさんからエアポート・エクスプレスのチケットを買って中に入ります。

13番のカウンターには「エチオピア航空」とは書いてないですが、普通にチェックインできました。カウンターの裏で別の係員が横になってゴロゴロしており、自由すぎるぜ、と。

飛行機の時間まではまだまだあるので、香港駅の外に出てみました。

香港名物、日曜のフィリピン人メイドさんが仲間と憩いの時間。携帯から音楽を流して踊っていたり、フィリピンっぽい甘そうな何かを食べていたりと、ゆるーい空気が流れています。短い時間で色々と見る時間はなさそうなので駅に戻りました。

初めてのエアポート・エクスプレス、ガラガラでした。

座席についていたスピーカーはいくらいじっても音は出ませんでした。昔は使っていたんだろうか…?

やはり、エアポート・エクスプレス速い。バスや「MTR&バスの合せ技」よりも大分早く着きそうです。その分お値段もリッチですが。

搭乗まで

言うまでもなく、香港駅だけではなく空港でもチェックイン可能です。ですが、ガラガラでした。

少し早めのランチにしてみました。

お粥が有名な店、肉団子入りお粥と海老餃子を試してみました。うまし。お粥は丼いっぱいで中々の食べごたえあり。ただ値段もそれなりにしましたよ。。

セキュリティチェックの手前に龍の飾りがおいてありました。ドラゴンボートレースが近かったから?ここからセキュリティチェックが大行列。20分程待ちました。意外と搭乗まで時間がないかも。

昼下がりのこの時間帯、東京行き、大阪行きが相次いで出発します。エチオピア航空は…?あら、少し早めの出発なのでしょうか。

流石キャセイの本拠地香港、手前から奥まですべて同じ塗装の飛行機が並んでいるのはすごいと思います。

日本には飛んでいない、イスラエルのエル・アル航空の便がテルアビブから到着。このエル・アル航空は「世界一セキュリティが厳しい航空会社」で有名です。

このように、搭乗前にゲート前で香港のスタッフではなくイスラエルから送り込まれたらしきシュッとした欧米系の人が乗客一人一人に面接しています。面接の内容は「どのような目的でイスラエルに行くのか?」「現地に知り合いはいるのか?」「イスラエルに行く前はどこの国へ行ったのか?」など、細かく質問されるそうです。しかも同じ内容を別の係員がもう一度質問し、回答に矛盾があれば更にチェックは厳しくなります。やっと面接をパスしたら手荷物をもう一度チェックされるそう。香港では待合室の一角に設けられたロープを張ったエリアで何人か待機していたので、もしかしたらチェックが終わったら出発まであそこから出られないのかもれません。ネットで調べたらいくらでも出てきますが、パレスチナ問題もありとにかくチェックが厳しい航空会社の光景を見ることができました。

物々しいテルアビブ行きの出発ゲートを離れ、アディスアベバからの便が到着するゲートまで向かいます。

にしても、遠い!Y字になっている空港ターミナルの一番端っこです。ちょっとしたジョギングコースにもなるのでは?

ゲートに着いた時に、ちょうどアディスアベバからの便が到着した所でした。後々Flightradarで見てみると、金曜日に成田を発ち、香港を経由してアディスアベバへ、そこからコンゴを往復してまた成田へ戻るべく香港にやってきたようです。アフリカの奥地からやってきた飛行機乗るのか…と感慨に浸ります。

乗務員は香港で交代するようです。

結局定刻通りの時間に搭乗開始です。

出発〜離陸まで

行きと違い帰りは民族衣装でお出迎えしてくれました。

帰りもガラガラ…というわけではありませんが、窓側で右2席は空席で快適快適。GEの印が誇らしげなエンジン直下の席でした。

羽田行きのJAL機と並びましたが、こちらが先に滑走路へ。ありがとうございます。

離陸後、眼下に見えるのは建設中の香港とマカオを結ぶ高速道路。これができたらあの大混雑するフェリーに乗らなくても済みそうです。

帰りの機内食

機内食の選択肢はなし。鶏肉の炒め物とご飯、サラダ、チーズケーキ、パン。写真の写りが悪いですがお味は可もなく不可もなく。

成田到着まで

離陸後1時間ぐらいで、台湾の台南市上空付近を通過しました。

エチオピア航空の機内誌は「Selamta」エチオピアのアムハラ語で「挨拶」という意味だそうです。

広告の殆どが中国企業の広告というのが驚きです。アフリカの航空会社なのに。世界中がチャイナマネーに揺れています。

少し方角が変わる時、787独特の翼のしなりがよくわかります。

トイレに立つと、注意書きなどもすべて英語とアムハラ語の併記。象形文字のような文字が異国感を醸し出します。

沖縄と鹿児島の間の東シナ海あたりで、日が暮れてきました。

行きと同様、帰りも着陸寸前に税関申告書が配布されます。またもや窓に紙を押し付けて無理やり書類に記入しました。

成田にも定刻で到着。帰りは遅れませんでした。

ここだけの話、税関で荷物をチェックされました。おみやげが入った袋だけでしたが。香港から金塊の密輸が多いそうで、そのせいかもしれません。税関で荷物を開けられたのは初めてだったので、やましい事は何もありませんが無駄に緊張。そういえば香港の銀行は現金さえあれば旅行者でもふらっと立ち寄って金の延べ棒が買えると聞いたことがあるな。

帰りも1000円バスで帰ろうと思いましたが、あまりの行列に断念しスカイライナーで帰宅。ここでもプチ贅沢。

まとめ

香港発の時間がちょうどいい感じなので、使いやすいです。さっさとインタウンチェックインして身軽になってから街歩きしてみるといいかもしれません。

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