国際キャッシュカード(新生銀行)を海外で使った時の手数料をまとめてみた


海外でATM使うってどうよ?

海外へ行った時、現金の調達どうしてますか?
ぶっちゃけ、アメリカやヨーロッパならほぼクレカで事足りるので
あまり現金って要らないんですが、アジア圏はまだまだ現金が必要な事が多いです。
USドル・ユーロ以外は現地で両替した方がレートがいいんですが、
多額の日本円を持ち歩くのも怖いので、私は毎回現地のATMで下ろしてます。

【海外ATMのメリット】

  • 1言もしゃべらなくていいのでコミュ障に優しい(機械なので)
  • 金額をチョロまかされる心配がない(機械なので)
  • どこで下ろしても(最安ではないものの)そこそこレートがいい
  • 多額の日本円を持ち歩く必要がない
  • カードを落としたら電話1本で止められる

【海外ATMのデメリット】

  • ATMの表示は基本英語なのである程度の操作の慣れが必要
  • あらかじめ日本で口座を作っておく必要がある
  • トラブルなどでATMにカードが飲まれる事がある(飲まれるとその後がかなり面倒)
  • ATMによっては別に手数料を取られる事がある
  • ATMによってはカードが使えなかったりする

私は、普段サブの口座として新生銀行の口座を持っているのですが、新生銀行のキャッシュカードはデフォルトでVISAカード(PLUS)のマークがある海外ATMで現金を下ろせる機能がついています。
新生銀行自体では海外ATM利用の手数料で「出金額の4%」が加算されますが、前述の通りそれとは別にATM利用手数料が取られる場合があるので、私の実体験からATM手数料を「取られる」「取られない」ATMをまとめてみました。
※「クレジットカードのキャッシング機能」を使えば手数料が大分安くなるみたいですが、そのぶん金利が取られたり繰り上げ返済が面倒臭かったりと色々あるのでまだ手を出せていません。。。

香港

  • スタンダード・チャータード(Standard Chartered)銀行 香港ディズニーランド内ATM
    手数料取られず (2013年9月)
  • HSBC銀行 香港国際空港 到着ロビー内ATM
    手数料取られず (2017年8月)
  • 中国銀行香港 MTR香港駅内ATM
    手数料取られず(2014年6月)
  • イオンクレジット MTR紅磡駅内ATM
    手数料取られず(2014年6月)

さすが金融の街香港、どこも手数料無しで下ろし放題です。

中国(本土)

  • HSBC銀行 上海浦東空港 手荷物受取所内ATM
    手数料取られず (2015年3月)
  • 中国工商銀行 上海市内某外資系ホテルロビー内ATM
    手数料取られず (2015年3月)

キャッシュレス化が進む中国ですがATMはまだまだ健在です。噂によるとATMからも偽札が出てくる事があるとか…?

台湾

  • 台湾銀行 桃園空港 入国審査の手前にあるATM
    手数料取られず (2014年3月)
  • 台湾銀行 桃園空港 到着ロビーにあるATM
    手数料取られず (2015年12月)
  • 中国信託(CTBC)銀行 台北市内セブンイレブン店舗内ATM
    手数料100元(約¥350)が必要 (2014年3月)

台北市内で両替するなら現金から両替したほうがよさそうです。

韓国

  • 韓国外換銀行(KEB) 仁川国際空港 到着ロビー内ATM
    手数料3000ウォン(約¥300)が必要 (2013年11月)

この他にもソウル市内のいくつかのATMで試していますが、どのATMも手数料がかかりました。
(レシート残っていないため手数料いくらか不明ため記載せず)

タイ

  • カシコン銀行 スワンナプーム空港 到着ロビー内ATM
    手数料200バーツ(約¥600)が必要 (2016年7月)
  • アユタヤ銀行(Krungsri Bank) バンコク市内 MBKセンター内ATM
    手数料200バーツ(約¥600)が必要 (2016年7月)

タイのATMはどこも手数料が高いです。ちなみに、アユタヤ銀行のATMで「手数料高いっ!」と思って操作をキャンセルしようと思ってモタモタしているとカードが出てこなくなり、かなり焦りました(´・ω・`)
(結局、1分ぐらい放置していたら勝手にカードが出てきてセーフでした)

マレーシア

  • HSBC AMANAH銀行 ジョホールバル市内 Johor Bahru City Square内ATM
    手数料不要 (2015年7月)

シンガポールのおまけで少し寄ったジョホールバルなので、クアラルンプールなどでは少し事情が違うかもしれません。

シンガポール

  • OCBC銀行 チャンギ空港 搭乗待合エリア内ATM
    OCBC銀行 MRT Novena駅構内ATM
    手数料不要 (2015年7月)

シンガポールも香港同様ATMの手数料が不要な場合が多かったです。写真のATMは別の銀行(UOB銀行)のATMですが、こちらは最低引き出し額が$200だったので使いませんでした。

カナダ

  • RBC銀行 バンクーバー国際空港 到着ロビー内ATM
    手数料CAD$3(約¥250)必要 (2017年11月)

バンクーバートランジットで1日観光しましたが、正直どこもクレジットカードが使えるので現金不要でした。

まとめ

国によって極端に手数料が高い国(タイなど)があるので、正直「世界中どこでも便利です」とは言い切れないのですが、1つの手段として考えておけばいいと思います。また、自分の行った国の中でもアメリカやヨーロッパ(フィンランドとエストニア)は、圧倒的クレカ社会でほぼ現金を使うシーンがありませんでした。また、USドルとユーロは日本で両替するのが一番レートがいいので、無理して現地で現金を入手する必要がない場合もあるというのを頭に入れておけばいいかもしれません。

 

1件のコメント

  1. はじめまして!!
    これだけまとめられると勉強になります(笑

    ただ、台湾のセブンイレブンに関してはどうやらクレジットカード会社によって異なるようです。
    私もドドーンと「手数料100元」と画面表示されいましたけど、上がってきた明細には手数料が載せられてませんでした。一応、三菱UFJ銀行のクレジットカード(DC提携カード)です。

    タイ人の友人が来い来い言っているので今度行こうと思っていたので、これはとても参考になります(苦笑
    恐ろしや恐ろしや、、ちょっと対策があるのか調べてみます(^^;

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