ヘルシンキ・ヴァンター空港から市内まで鉄道で移動してみた

下記情報は「2016年11月」の情報です。現在の状況とは異なる場合があります。
ヨーロッパの車窓から

ついに降り立った北欧はフィンランド。
空港からヘルシンキ市内まではバスと鉄道がありますが、この年できたばかりの鉄道に乗ってみることにしました。

切符の買い方

ヨーロッパの駅は基本的に改札口がありません。
なので、極端な話タダで乗り放題なのですが、時々抜き打ちで切符のチェックがあり
もし切符を持っていなかったら運賃の何倍もの罰金を払わされるそうです。
やっぱり、切符はちゃんと買いましょう。

駅の券売機でも切符は買えますが、買い方がよく分からなかったので
空港のターミナルの中にあるコンビニ「R-Kioski」で買いました。
事前に調べておいた「Regional Ticket」という空港と市内の電車、ヘルシンキ市内のトラム、メトロ、バスが乗り放題の
チケットで3日分のやつがほしい、というと特に問題なく通じ無事購入。

空港駅はヴァンター空港の地下深くにあります。長ーいエスカレーターを延々下って駅へ。

ピクトグラムがかわいい。

日本の駅ではあまり見ない無骨な作り。

右から…フィンランド語、スウェーデン語、英語?
フィンランド語だけ雰囲気が違う。。。

市内から空港までの鉄道は、その名も「リングレールライン」というだけあって
環状運転しているため、どの電車に乗っても最終的にはヘルシンキの中央駅が終点です。


Ring Rail Line | HSL

ハートの形♡

そうこうしているうちに電車来た!とりあえず乗らねば!

さっきコンビニで買った乗り放題チケットはどうしたらいいんだろ?と思っていたら
電車の入り口の所にカードリーダーらしき機械があったのでタッチしておきました。

座席…3人がけのボックス席が左右に並び、車站部は段差があって1段高いという
ちょっと変わった構造。

これは帰りに乗った時の写真ですが「何時何分に着くか」とか「何km出てる」まで液晶ディスプレイに出てきます。

雪景色のヘルシンキ近郊住宅街を時々駅に止まりながら走ります。

30分ほどでヘルシンキの中央駅に到着。
長距離列車が発着する屋根付きのホームではなく、近郊列車用の屋根がない端っこのホームに
到着するので寒い寒い。

すべてのホームが行き止まりの駅といえば、阪急の梅田駅や地元香川県の高松駅を思い出しました。

重厚なレンガ造りのヘルシンキ中央駅。

ここからホテルへはトラムで向かいました。

まとめ

ゆったりヨーロッパ鉄道の旅…というには短すぎる乗車時間でしたが
時間もかからず市内の移動手段としては優秀だと感じました。

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