オークランドでこれといって行きたい!という場所もない状態でやってきましたが
軽く乗り物に乗れて小旅行感覚を味わえる「ランギトト島」へ行ってみることにしました。
オークランド2日目の朝。
ホテルではなくAirbnbなので朝飯は前日にスーパーで買ってきた卵とハム、パンを焼いて
勝手に食べるスタイルです。自宅から9000km近く離れた旅行先で自炊するとは。。。
コンドミニアムの目の前にあるバス停から路線バスに揺られること20分ほどでダウンタウンのフェリー・ターミナルに到着。
ここからオークランド近郊の離島へのフェリーが出ています。
$39(往復)でランギトト島へのチケットを購入し、出発までその辺をぶらぶら。
向こうで食べる予定のランチも買い込み、やがて出発の時間がやってきました。
平日だからか自分以外はグループが1組いるだけでガラガラ。
乗船前に「島にゴミを落とさないで」という意味なのか荷物にビニール袋を被せられました。
ただ、島についたら取ってもいいよ、とのこと。
30分ほど船に揺られ「船の最終便に乗り遅れないように、帰りの船の時刻は必ずチェックして!
でも、万が一乗り遅れても大丈夫!次の日の朝には船がくるよ!」というニュージーランドジョークなのか何なのかわからない
陽気な船内放送を聞きながらランギトト島に到着。
自分も最終便で帰る予定なので最終便の時間だけは真っ先にチェックチェック!
ただ、寝坊して昼過ぎの便で来たので2時間弱しか滞在できませんが。。。
で、このランギトト島、何があるかというと
火山でできた島のトレッキングコースをひたすら頂上まで登るというストイックなトレッキングコースがメインです。
その他、洞窟などもあったりしますが基本的には軽くハイキングできるような緩めの坂がずっと続きます。
途中まではトロリーでも連れて行ってくれるようですが、今回は運動不足解消も兼ねてスルー
長閑な山道、オークランドのダウンタウンから船で30分でこの静けさ。
たまに同じように軽くトレッキング、というか散歩しに来た地元の人や観光客とすれ違う程度です。
地面が岩のように硬い場所も多いので、サンダルはやめておいたほうがいいと思いますが…
片道1時間ほどで山頂にたどり着けるようですが、船の時間もあるので泣く泣く途中で引き返します。
少し向こうにはオークランドの市街地が。
ランギトト島の島内には売店や自販機はありません。なので必然的に食料は船に乗る前に買い込むことになります。
※ついでにいうと島内にはゴミ箱もないのでゴミも持ち帰らなければなりません。
で、自分が船に乗る前に買い込んだのが…SUSHI。
美味しかったですよ。
あいにくの曇り空で、風も強く荒れ気味の海。
最終便の到着に合わせて、続々と乗船客が集まってきます。
一体島のどこにそんなに潜んでたんだ…
乗り遅れがないか、よくよく確認してようやく出発。次の便は翌朝です。
湾といえども遮るものがなく、予想以上に混んでいて屋外の席しか確保できなかったのですが
暴風すぎてメガネが飛んでいきそうになり前に座っていたレディに心配される始末。
元々出発したオークランドのダウンタウンにある乗り場に戻る前に、帰りの便はデボンポートというダウンタウンの対岸にある街を経由します。
まだまだ夜まで時間があったので途中下車してみました。
サンフランシスコの近くにあるサウサリートを感じさせる上品な町並み。
ただ、やはり平日なのか閑散とした雰囲気。
マウント・ビクトリアというオークランドの市街地が一望できる小高い丘がありました。
にしても、先程のランギトト島より坂がきつい!
でも、登った甲斐がありました。ランギトト島なんかよりよっぽど眺めがいいですね。
山頂に並ぶ、謎の1UPキノコ。
戦争中の砲台が残されていました。
今度こそダウンタウンに帰ります。
デボンポートからダウンタウンへは通勤客も多いのかそこその本数フェリーが出ています。
実はもう一つ「ワイヘケ島」という離島がオークランド近郊にあって、そっちの方が圧倒的に有名なのですが
メインの観光要素が「ワイナリー巡り」なのと、島内も徒歩で巡るのは結構難しいようなのでランギトト島に行くことにしました。
おかげでよい運動になりました。