【乗船記】ヘルシンキ〜タリン(エストニア)の国際フェリー Eckero Line

下記情報は「2016年11月」の情報です。現在の状況とは異なる場合があります。
ヘルシンキとセットのタリン

北欧の人気がじわじわ上がっているみたいですが
その中でも特に人気なのがフィンランド。日本から直行便で
わずか9時間という近さ、おしゃれな北欧雑貨やオーロラが人気の秘密です。
(私は男1人旅、しかもオーロラも見れませんでしたが。。。)

正直いうと、ヘルシンキはあまり何日も滞在していろいろと見るほど
見どころはありません。どっちかというと何もせずゆったり滞在するのがいいのかも。
「せっかくヨーロッパに来たんだからヨーロッパっぽい町並みも見てみたい!」と考えたときに
調べてみると、フィンランド湾を挟んでヘルシンキから南に約80kmのところに、
タリンという街があって、世界遺産にも登録された中世の町並みがあるというのを知りました。

ただし、タリンはエストニアという国の首都だそうで。フィンランドじゃないのか。
そんなこんなで、フィンランドに+1カ国ということでエストニアへの珍道中が始まります。

どうやって切符買うの?

ヘルシンキからタリンへは複数の会社がフェリーや高速艇を出しています。
フェリーなら2時間15分、高速船なら1時間半とのことですが
高速船は天候の影響を受けやすくよく欠航するらしく、値段もそこそこだったので
フェリーで行くことにしました。

フェリーも何社か便が出ていて、会社ごとに乗り場が異なります。

旅行記などを見ていて、日本人がよく乗るのは「タリンク・シリヤライン(Tallink Shuttle)」という
会社の船だそうですが、今回は「Eckero Line」(エッケローラインと読むのかしら?)に乗ることに。


↑私が乗船した2016年末は日本語の情報が殆ど無く「本当に大丈夫なのかよ」という感じでしたが
これを書いている今(2018年2月)は、Eckero Line乗ったよ!という情報が沢山見つかります。
やはり他のフェリー会社より安いのと、その割に船の設備も豪華
しかも日本人向けにVertraなど日本でバウチャーを買えるサイトでも
フェリーの扱いはEckero Lineになっているので、人気急上昇中みたいです。

予約自体は英語ですがEckero Lineのサイトから簡単に取れます。
私が予約したときはヘルシンキ→タリン→ヘルシンキの日帰りで
25ユーロでしたが、日によってはもっと安い日もあるようです。

日帰りの場合は、「Day Cruise」を選んで日付と人数、名前と連絡先を入れたあと
クレジットカード決済で完了。乗船に必要な乗船券はメールで送られてきます。
港では、メールに添付されているPDFの乗船券を印刷して持参するか
自動チェックインの機械に予約番号を入れて乗船券を発券。
パスポートなど身分証明書は特に不要でしたが、念の為持参すると良いでしょう。

(ちなみに、フィンランドもエストニアもEU加盟国なのでパスポートチェック等は無く
通貨も同じユーロなので、別の国に来た感覚がまったくありません。。。。)

乗船まで

Eckero Lineの乗り場はヘルシンキの西ターミナル。中央駅からだと
トラムで20分ぐらいの場所です。早朝にもかかわらずフェリーの乗船客でトラムは満員御礼。

フェリーは朝8時半時発ですが「遅くても60分前には着いておいて」と案内にあったので
気合を入れて朝6時半には着いてしまいました。

ここからタリンだけではなく、サンクトペテルブルクまでのフェリーも出ています。
そういえばフィンランドのお隣はロシアでしたね。

ネットでチケットを予約した人は、窓口に並ぶ必要がありません。
前述のように印刷したチケットでそのまま乗船できます。

か、予約番号を入れてチケットを発券してもいいかもしれません。
記念になりますよ。

後述しますが、国際フェリーなので船内は免税店が超充実しています。
乗船前のフェリーにも免税店の広告とおぼしき看板が…

出発1時間前ですが、すでに乗船開始した後で、待合室は閑散としていました。

さて、バルト海クルーズへ出発( ・`д・´)

かなり豪華な船内

今回乗るフェリーは「M/S Finlandia」大きさ的にはパッと見
大洗〜苫小牧のさんふらわあとか、鹿児島〜那覇のフェリーぐらいの大きさです。
日本のフェリー基準でいうと大型船ですね。

乗り込んで2秒でスロットマシーン。国際航路だから本当に現金が出てくるタイプの
スロットマシーンなのか?それともただのゲームマシーンなのか?

甲板は11月頭にもかかわらず氷でがっちがち。こりゃうかつに歩き回れません。
しかも、喫煙できるのは甲板上の喫煙所だけ。命がけでタバコを吸わなきゃなりません。

とりあえず船首のホール?のようなところに落ち着きました。


前夜にヘルシンキ中央駅の前のスーパーで買ったシナモンパンが今日の朝食。
甘い!一気に目が覚めました。

そうこうしているちに出港しました。
あれだけ閑散としていた船首のホールに段々と人が集まり始めます。

それもそのはず、バンドによるショーが始まりました!
日本のフェリー、しかも2時間ちょっとの路線ではなかなか無いサービスです。

そして音楽に合わせてノリノリで踊り始める夫婦。
ヨーロッパっぽくていいですね。

人が多くなってきたのでロビーからは退散して船内を探検します。
自由に座れるフリースペースが多いのですが、日本のフェリーのように
ただ単に座席があるだけではなく、座席のそばには必ずバーやカフェ、売店など
乗船客がお金を使ってもらえる工夫がされています。

免税店。
フィンランドはお酒の税金が高い割に、酒飲みが多いので
この免税のフェリーやタリンの市内でお酒を買い込んでお土産にする
フィンランド人が多いそうです。どうりでカートを持った乗船客が多いわけで。

にしても、ウォッカを箱で買ったら重いだろうに。。。
一応菓子などお酒や化粧品以外の品物もありましたが、こちらは特に安くもなかったので
結局なにも買わず店をあとに。

売店とフリースペース。
結局タリン到着までこの辺の窓際の席でぼーっと海を見ていました。

繁盛していたスロットマシーン。
ちなみに、わざわざスロットをしなくても普通にFree Wifiが飛んでいるので
十分時間はつぶせます。出港1時間ぐらいはフィンランドの携帯の電波もキャッチできましたよ。

タリンの旧市街が見えてきました。
ちなみに、写真ではわかりづらいですがこの時完全に外は吹雪いていました
まだ11月頭なのに ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

寒さと緊張で震えながら下船。

下船したところに、「ALL PASSPORT」の看板が。
あれ?エストニアは同じEU加盟国だからパスポートいらないのでは?
と思って進んでいくと入国審査のブースが。

でも、係員はおらず皆素通りです。
サンクトペテルブルクなどEU以外の都市からもフェリーがつくので、
それように残してるのだど思いますが、一瞬ドキッとしました。

港から旧市街の入り口までは歩いて10分程度です。
雪がつもっていたのでたどり着くまで一苦労でしたが。

「SIMカード…ネット無いと道わからないしTwitter見れないと死んでしまう(;´Д`)」
となり、売店みたいなのを探してみるとちょうどターミナルの中に
フィンランドでもおなじみの「RーKioski」がありました。
(エストニア語では”R-Kiosk”ですが)

片言の英語で「データ使えるSIMカード無い?」と聞いてみると
がっちりとした東欧らしい体格のおばちゃんは
「○○と××っていう会社のSIMカードあるけど、どれがいい?」とのこと。
「データ通信が使えるの」というと「じゃあこれね」と出してきたのが
「TELE2」という会社のSIMカード。確か3.5ユーロぐらいだったはず。
さすだけでバリバリ使えて、速度もそこそこ出ました。
この値段でこのクオリティ、さすがIT大国エストニア…

軽く吹雪く中をタリンの旧市街へ。
結論から言うと、寒くて冬季休業の施設もいくつかありましたが、そこそこ楽しめましたよ。

そして、その日の夜。
タリンの中心部からバスで港へやってきました。
ただし、バスはターミナルの前ではなく少し離れたバス停につくので注意。

港の隣にはちょっとしたスーパーがあるので
ここで夕食を買い込むなりお土産をかうなりできます。
サラミとサンドイッチを買いました。

帰りは18時45分発です。朝のフェリーで来れば
タリンには8時間ほど滞在可能。

ちょうどタリン〜ヘルシンキ航路50周年の年でした。
ただ、当時はエストニアはまだソ連だったので今のように
気軽に行けなかったと思います。

“Now wasnt that fun?! Welcome Back!”って
今回楽しめなくても、これに懲りずにまたどうぞ って事?
もしそうだとしたらとんだ自虐ですね。

乗船の時間になりました。

行きも帰りと同じFinlandia。


たぶん、フィンランド語、スウェーデン語、エストニア語、英語。

夜になり更に寒さが厳しくなってきました。
とてもではないですが、甲板には出られません。

帰りは船尾にずっと座っていました。
酔っ払ったおばちゃんに「どこから来たのぉ〜?」って絡まれましたが
英語が流暢にしゃべれないと分かるやいなやスーッと消えていきました。
ごめんねフィンランドのおばちゃん。

港のスーパーで買ったサラミとサンドイッチ。
それにしても寂しすぎるディナーです。

船内ににはビュッフェのレストランがあり
チケットを買う際にも「事前予約がお得です」としつこく勧められましたが
1回20ユーロと結構な値段だったので、遠慮してしまいました。

何事もなく船はヘルシンキへ到着。
入国審査はありませんが、税関はしっかりありました。
かと言って特に何か検査されるわけではありませんが、
麻薬探知犬が鼻をくんくんさせて待ち構えています。

帰りのトラム、フェリーでいい感じに出来上がった人たちで超満員。
金曜終電間近の東京の通勤電車のような雰囲気です。

まとめ

ヘルシンキで1日余ったらタリンがおすすめです。
実はサンクトペテルブルクも候補に上がったのですが、ロシアはビザが必要で
手続きが面倒だったでタリンにしてみましたが、これはこれでアリでした。

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