ブルネイ弾丸ツアー(滞在時間18時間)を終えて、クアラルンプールに戻るフライトは
行きと異なりエコノミーです。
運良くアップグレードでビジネスになった往路↓
実は帰りもアップグレードのお誘いメールが大量に来ていて
1万円程度出せば確実にアップグレードできたのですが
流石に往復ビジネスは贅沢すぎかなというのと、エコノミーも乗ってみたいと思い
帰りはエコノミーで行くことになりました。
ただ、LCCではないので荷物預けは無料ですし、機内食も出ます。
普通に乗るならエコノミーでもいいでしょう。
搭乗日:2018年5月27日(日)
機種:Airbus A320-200
搭乗クラス:ビジネス
チケット代:RM 918 … 約25,000円 (クアラルンプール〜ブルネイ往復 行きだけビジネス)
お世話になったブルネイ市内にあるホテル「Capital Residence Suites」
空港への送迎がついているので、帰りも空港まで送ってもらいました。
(前日に翌日のフライトの時間を伝えておきました)
市内から車で15分ほどで空港着。
ロイヤルブルネイ航空のビジネスクラス以上に乗るとここから荷物を運んでくれるらしい。
2−3年前に新しいターミナルができたらしく、小さいながらも東南アジアにある小国の空港とは思えないほど美しいターミナルでした。
「クアラルンプールから先は乗り継ぎ無いですか?」と聞かれただけでチェックイン終了。朝方でそこまで便が無いのかガラガラでした。
ターミナルの隣には立派なモスクが…朝方でオープンはしていないので外観だけ見学しておきました。
まだまだ出発まで時間があったので空港の外も少し見学しましたが、人気の無さと蒸し暑さが際立つ空港、地元の高松空港ですら朝はそこそこ人で賑わってますよ。
日本の自動販売機をそのままブルネイに持ってきたものを発見。きちんとブルネイドルの硬貨もお札も対応してるみたいですが、お札は1ドル紙幣のみ対応。後付の機械を取り付けて無理やり対応してる感がありました。
イスラム教の礼拝の時間が流れるディスプレイ。
同じくクアラルンプールに向かうエアアジアの朝便は欠航になっていました。特に天候が悪いわけではなかったので機材繰りなどの関係でしょうか。
ブルネイの国名は正式な名前だと「ブルネイ・ダルサラーム国」となりますが、ダルサラームは”平和な土地”という意味もあるようです。
セキュリティチエック、出国審査を無事通過。特に厳しかったというところもなく東南アジアっぽいゆるい感じ。
大きい広場のような1つの建屋のそれぞれ端に搭乗ゲートがあるという開放的な待合室です。
アップグレードのビジネスクラスだとラウンジに入れないというのはブルネイの空港でも一緒なんだろうか。
待合室の中にある商業施設も小さい免税店など小ぢんまりとしたものですが、日本の地方空港のような貧相な感じはしません。
この案内板だけ見たら本当に中東にある空港にしか見えません。行ったことないけどヨルダンとかクウェートとかの。
ゲートの案内表示板がまんまシンガポールのチャンギ空港のものと同じやつでした。ブルネイドルとシンガポールドルは等価だし、隣国のマレーシアよりも関係が強い…というのは考え過ぎ?
帰りも行きと同じA320。ロンドンやオーストラリア線以外は基本的にA320だそうです。
搭乗の時間になりました。
帰りの便のビジネスクラスはほぼガラガラ。まあ2時間ぐらいですし…そりゃオークション方式で売りにも出しますわ。ちなみにエコノミークラスの座席は個人モニターのない至って普通の座席でした。(ロイヤルブルネイ航空に乗った人が口をそろえて突っ込む「座席についている鏡」はなぜか無かった)
行きと同じく快晴の中を離陸します。
さらばブルネイ…さらば黄金の王宮…
割とがっつり食べられる機内食が出てきました。が、やっぱりラマダーンの時期なので隣席のムスリム夫婦の人は当然ながら機内食は断っていました。怪しげな日本人が機内食がっついちゃって申し訳ない。ちなみに真ん中のメインディッシュは「焼きビーフン」的な麺です。
機内食食べ終わって30分ほど目をつぶっていたら、もうクアラルンプールの近郊まで来ていました。ヤシの木がマレーシアに戻ってきた事を実感させます。
約24時間ぶりにクアラルンプールに戻ってきました。最近暇しているらしいマレーシア航空のA380がお出迎え。
そして預けた荷物の出てくることの遅いこと…大きなスーツケースはクアラルンプールの空港に荷物を預けられる所があるらしいので持っていく必要は無かったかも。
クアラルンプールの市内で昼食ても良かったのですが、空港から市内が時間がかかりそうだったので空港のフードコートで食べることにしました。が、昼の1時でこのガラガラ!?
やはりラマダンの時期だからですね。中華系の人たちはお構いなしに食べに来てましたけど。ナシレマを食べましたが正直味は微妙。
クアラルンプール空港から市内へ一番速い交通手段は鉄道(KLIAエクスプレス)ですが、片道RM55(約1500円)と少し値が張ります。
よくよく考えたら空港から市内中心部は50kmぐらい離れているので日本でも電車で50km移動したらそれに近い額の切符の値段になるような気がしますが、特に急ぐ用事もないのでバスで行くことにしました。(片道RM10/約300円)
50kmリムジンバスに乗って300円は安い。
空港から市内(KLセントラル駅)に行くバス会社は複数ありますが、それぞれ頻繁に本数があり乗り場も切符売り場も隣同士なので適当に好きな方でどうぞ。
今回は「Airport Coach」という緑色のバスの会社のやつに乗ってみることにしました。
座席のカバーがバキバキに割れている以外は特に何の変哲もない普通のリムジンバスです。
バスが走り出して10分もしないうちに高速道路を降りて(正確に言えば高速道路沿いの)ガソリンスタンドで給油開始。日本であれば高速バスがいきなり給油はまず見ない光景ですがここは東南アジアなので何でもありです。
途中の料金所もETC的な物が完備されておりビュンビュン車が通過していきます。
特に渋滞などもしていませんでしたが空港からKLセントラル駅まで1時間半かかりました。
(ちなみに帰りに同じくKLセントラル駅から空港までバスに乗ったら1時間かからなかった)
これで往復エコノミーなら約15000円なので片道7500円です。機内食も意外もしっかりとしたもので満足でした。
あとはアルコールさえ出れば最高ですがここはイスラム圏の航空会社なので我慢。
でも同じイスラムもマレーシア航空とかガルーダ・インドネシア航空、更に中東のエミレーツとかカタール航空とかは
普通にアルコール出てくるけどいいのか?